グロースファクター

 

グロースファクターは人の体内でつくられるタンパク質の一種で、細胞の分裂・増殖をコントロールしており、成長因子と呼ばれています。傷が治るのは、皮膚のグロースファクターが線維芽細胞の活動を活性化させ損傷治癒反応を起こすからなのです。この因子は年齢とともに減少していくものです。

歳を重ねると傷が治りにくいのは、皮膚再生に必要なグロースファクターが年齢とともに減少するため、新しい皮膚をつくり、元の状態に修復するのに時間がかかるからです。

EGF(上皮細胞成長因子)
ヒト遺伝子組換オリゴペプチド-1

53個のアミノ酸で構成された皮膚の負傷を癒すタンパク質の一種。コラーゲンとエWラスチンを結びつけている線維芽細胞と表皮細胞の増殖を急がせ、細胞分裂を促進します。

EGFは10数年前から人工的に生産され、主に「やけど」の治療などの皮膚再生分野で活躍してきました。美容よりも、医療的な効果が先に認められたものです。

FGF(線維芽細胞成長因子)
ヒト遺伝子組換ポリペプチド-11

線維芽細胞をはじめとする様々な細胞に対して増殖活性や分化誘導など多彩な作用を示す多機能性細胞間シグナル因子。

線維芽細胞そのものを増殖させ、コラーゲンやエラスチンの生成を活発にします。

EGFと併用することで効果が上がることがデータによって示されています。

KGF(角化細胞成長因子)
ヒト遺伝子組換ポリペプチド-3

KGFはFGF-7ともいわれ、その受容体が人体の多くの組織の上皮細胞に存在していることが解明されています。
上皮の最外郭で防御壁として様々な外的刺激や紫外線・ストレス・細菌などの侵入を防御してくれる「角質細胞」「角化細胞(ケラチノサイト)」を増殖強化してくれます。
また、発毛の分野でも注目のグロースファクターです。

ヒト幹細胞培養上清液

 

ヒト幹細胞培養液は、幹細胞が分泌する成分である成長因子(グロースファクター)やサイトカイン、インターロイキン、SODなど、優れた生理的活性効果を持つ様々な成分に加えて、コラーゲン、エラスチン、ヒアルロン酸などの細胞外タンパク質成分が豊富に含まれています。

ヒト幹細胞培養液は皮膚老化と損傷を防止し、皮膚組織の再生を促進する高機能性生物素材です。

シワ改善効果や美白効果、抗酸化作用、発毛・増毛効果等、様々な生理的活性効果が学術発表されています。

研究分野では幹細胞培養液を活用した再生医療の研究が盛んに行われています。

注目の効果

創傷治癒

シワ改善・防止

抗酸化作用

ホワイトニング

発毛・増毛

ヒアルロン酸を生み出すチカラ

左のグラフは、下から陰性対照群(何も処理をしていない試験群)、陽性対照群(TGF-β処理群:ヒアルロン酸の生産を促進する成長因子)、そしてヒト幹細胞培養液をそれぞれ12/24/36/48時間処理したときの線維芽細胞のヒアルロン酸生産量を測定したものです。 ヒト幹細胞培養液は、ヒアルロン酸促進因子であるTGF-βよりも大きくヒアルロン酸の発現を誘導することを確認しています。